ベゴニア・センパフローレンス

最終更新日
2017/09/18
●学名
Begonia Semperflorens-Cultorum Hybrids
●科名
シュウカイドウ科シュウカイドウ属
●花期
周年、花壇では夏から晩秋
●生育地

ブラジル原産の一年草。耐寒性はないが、最低気温が5℃以下にならない地域では戸外で越冬する。

●特徴

3月下旬に、日当たりと水はけの良いところに植える。光線が不足すると花がつかなくなる。冬は室内で5℃に保つ。初夏または9月にさし芽して殖やせる。
現在の園芸品種の多くは3倍体で、種子の実らないF1品種が主体で、種子ができないので株が弱らず常に株を覆うように花が咲く。初夏から秋にかけての花壇材料として、重要のものとなっている。
花色には赤、白、桃色、白に覆輪などがある。花には一重だけでなく、八重咲きもある。葉色も緑葉、銅葉があり、斑入りのものもある。

●写真集

ベゴニアの花ベゴニア

●育て方

種子は非常に繊細で、発芽適温は20〜25℃。ピートパンなどに撒き、本葉2〜3枚で移植する。挿し芽でも殖やせ、20℃以上のときに、花芽のない茎をパーミキュライトなどに挿す。

●近縁種

シュウカイドウ (中国、マレー半島の原産の一年草。日本には江戸前期に渡来した。)

●和名
別名:四季咲きベゴニア
●参考図書
日本の園芸植物(山と渓谷社)、花と木の名前(主婦と生活社) 、FIELD GUIDE 14 園芸植物(小学館)