イカリソウ

●学名 Epimedium grandiflorum var. thunbergianum 最終更新日 2011/11/05
●科名 メギ科イカリソウ属  
●花期 4月〜5月 イカリソウ
●生育地

イカリソウ属は東アジアを中心に南ヨーロッパから北アフリカに約20種が分布する多年草。日本にはイカリソウ、バイカイカリソウ、キバナイカリソウ、トキワイカリソウなどが分布し、さらに地方変種や亜種、自然雑種も多い。
イカリソウは落葉樹林の林床や林縁などでよく見かける野草で、北海道西南部から本州、四国、九州に分布する。

葉は1〜3回3出複葉で小葉は卵形、縁にはとげ状の毛がある。茎は高さ20〜40cm。

●栽培(育て方) 大変にやさしい。
通常の植えつけは5〜7号の中深鉢に、肥沃な用土(赤玉土4に軽石砂4,腐葉土2などの混合土)で植える。成長が活発なので1〜2年に1度行う。適期は花後の5〜6月中旬と、9月中旬〜10月中旬。
置き場所は年間を通して日のよく当たる場所に置くが、冬期は寒風や強い霜を避けること。
水やりは新芽の展開時から開花期間にかけては少し多めに与え、その後は表土の乾きを見てたっぷりと与える。落葉して冬期に休眠する種にも与える。
殖やし方は植え替え時の株分けか、株分け時に切り離した固い古い根茎の根伏せ、もしくは実生増殖ができる。
●近縁種

キバナイカリソウ (薄黄色の花で北海道から本州の日本海側を中心に分布する。関東の一部の高山の蛇紋岩帯に生える小型で薄黄色花のクモイイカリソウはこの種の変種と見られている。)

トキワイカリソウ (紅紫色から白色の花で、冬でも葉の枯れない常緑種。本州の中部以西の日本海側に多い。)

バイカイカリソウ (白花で花弁に距のない小型の花を咲かせる種で、本州の中国地方、四国、九州に分布する。)

変種にヤチマタイカリソウ、ヒゴイカリソウなど。

また、イカリソウの栽培品種に紅孔雀、寿、小町姫、仙人、玉すだれ、多摩の源平、虹都、春がすみ、紫水晶など多くの品種がある。

●別名 サンシクヨウソウ
●和名 碇草、錨草。その名は花形を船の碇に見立てたもの。
<参考図書> 日本の山野草(NHK出版)、 趣味の山野草・栽培大辞典(鞄ネの葉書房)、山野草大百科(講談社)
イカリソウ
イカリソウ〜多摩の源平
四季の山野草〜庭の春
イカリソウ 四季の山野草〜日光植物園の花々
イカリソウ 植物図鑑・撮れたてドットコム
イカリソウ
教材用野草写真