マイヅルソウ

最終更新日
2018/04/01
●学名
Maianhemum dilatatum
●科名
キジカクシ科マイヅルソウ属
●花期
5月〜7月
●生育地
北海道〜九州の山地帯上部〜高山帯の林下に生える高さ5〜25pの多年草。
●特徴

葉はふつう茎の上部に2個つき、長さ1.5〜10cm、幅1.5〜3pの卵心形。花は白色で総状につく。花被片は4個あり、長さ2〜3oの楕円形でそり返る。液果は赤く熟す。

●写真集

マイヅルソウの花マイヅルソウ 尾瀬

●育て方

春は日当たり、夏は風通しの良い半日陰、冬は棚下などで寒風や霜から保護する。

灌水は過湿に注意して行う。

肥培しないと花付きが悪くなるので、春・秋に置き肥するほか、月に2〜3回薄い液肥を与える。

植え替えは春か秋に行う。硬質赤玉土・硬質鹿沼土の混合土などで植え付ける。

実生もできるが株分けでよく増え、根茎を2〜3芽に分ける。

●近縁種

ヒメマイヅルソウ (北半球北部に広く分布し、日本では北海道と中部地方以北の亜高山帯に生える。花序や葉の裏面に短毛がある。)

●和名
舞鶴草。
●参考図書
日本の高山植物(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)