ナゴラン

最終更新日
2016/02/20
●学名
Aerides japonicum
●科名
ラン科ナゴラン属
●花期
6月〜8月
●生育地

。伊豆七島、紀伊半島の一部から四国、九州、沖縄、朝鮮半島に分布。自生のものは減少し、絶滅危惧植物に指定されている

●特徴

樹幹などに着生する小型の常緑性ラン。花は緑白色で赤紫色の縞や斑点が入り芳香を放つ

●写真集
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●育て方

通気性のよい素焼き鉢に、乾燥させたミズゴケを高く盛った上に根を広げて紐で縛るか、ヘゴや木炭、枯れ枝などにミズゴケを根の周囲に添えて縛り固定する。暖地なら常緑性の庭木の幹に着生させるのもよい。

木陰の枝や棚に吊るして管理する。冬は凍らぬようフレームなどに収容し水やりを控える。

水やりはやり過ぎに注意。水苔が完全に乾くのを待って軽めに行う。

施肥は有機性固形肥料を花後と秋に少量置肥する。

殖やし方は株分けによるが、流通品はメリクロン苗。

●近縁種
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●和名
名護蘭。名は沖縄の名護に自生地があることに由来する。
●参考図書
日本の山野草(NHK出版)、山野草大百科(講談社)