スターチス

最終更新日
2016/02/24
●学名
Limonium sinuatum
●科名
イソマツ科イソマツ属
●花期
5月〜8月
●生育地
>地中海沿岸を原産地とする多年草。
●特徴

草丈60〜90cm、株全体に粗毛が見られる。葉は根出し、羽状中裂する。花茎は2又分枝し、散房状の偏側性の集散花序をなす。小花序は3〜5花からなり、3個の線形の苞がつく。花茎には3〜5列の翼をもつ。萼は漏斗状、上部が5浅裂し、青紫、黄、桃、杏、白色など多様。花冠は白または黄色で萼より飛出す。

普及しているのが、一年草のリモニウム・シヌアータ。花は乾いてカサカサしており、簡単にドライフラワーになる。

●写真集

スターチスの花スターチス 房総の春

●育て方

乾かし気味にするのがコツで、鉢土が十分乾いてから水を与えると良い。

播種は9〜10月上旬または4〜5月上旬。

●近縁種

シュッコンリモニウム (カナリア諸島原産。半耐寒性亜低木。)

園芸品種はフォーエバー・ゴールドスーパー・レディーなど数は多いが、均一性を欠くものもよくあるためにメリクロン苗の品種もある。

●和名
ハナハマサジ。別名リモニウム(現在の正式名称としてはこちらが正しいが、昔からスターチスの名が広く使われている。)
●参考図書
花と木の名前(主婦と生活社)、園芸植物(山と渓谷社)