121属1550種が全世界、特に熱帯に分布する。日本には9属25種、日本の固有は4種。APGV分類体系ではパンヤ科、アオギリ科、シナノキ科(ナンヨウザクラ属を除く)を含めて再定義されている。
草本、低木があり、樹皮には粘液細胞をもち、茎葉には星状毛が分布する。葉は螺旋状に配列、単葉、分裂葉、掌状があり托葉がある。蕾のときは花弁が巻く。花弁5は雄しべの基部に沿着する。雄しべは花糸が癒合して柱状になる特徴がある。また掌状総苞が萼の下につく。
(印象)大柄な花で派手な感じ。
シダルセア(キンゴジカモドキ)属(Sidalcea)・・・北アメリカ西部に20種の一年草、宿根草がある。
フヨウ属 (Hibiscus)・・・温帯、亜熱帯、熱帯地域に200〜300種の宿根草、小低木、低木、高木が分布する。世界の花木として重要種である。最終更新日 2014/04/14