世界に8属約900種あり、日本にはカタバミ属のみ1属6種、日本の固有植物は1種2変種がある。
果実をつけるものが多いが、そのほとんどにシュウ酸が含まれるため、酸味がある。
Oxysには「鋭い、酸っぱい」という意味がある。
(印象)公園や空き地の草むらなど、どこにでもある花。繁殖力が旺盛なのだろうが、かわいいので、庭に植えておくと邪魔になることがある。
カタバミ属(Oxalis)・・・南アメリカやアフリカなど、熱帯を中心に850種ほどあり、日本には6種が自生する。葉は3出または4出の複葉。奇数羽状複葉もある。花は5数性。雄しべは10個で、2輪に並ぶ。花柱は5個。果実は刮ハで、胞背裂開する。
この属にはこの他、イモカタバミ、カタバミ、ムラサキカタバミなどがある。参考文献
日本の固有植物 (国立科学博物館叢書)
高山に咲く花 増補改訂新版 (山溪ハンディ図鑑)
園芸植物 (山渓カラー名鑑)
最終更新日 2018/02/26