クスノキ科

学名：Lauraceae

分類：双子葉植物

世界の温帯と熱帯に52属2850種。日本に10属44種。日本の固有種は10種7変種、APG�V分類体系でも科の扱いに変更はない。
葉は単葉で、互生し、革質、芳香がある。葉脈が平行脈状の種類がある。拓葉はない。萼がない目立たない小型の花被6または4と、数本の3数世の雄しべがある。石果様の果実。無胚乳種子。

（印象）クスノキ科はダンコウバイで初めて知った。あまり縁のない種だ。

 

クスノキ科の屬と花の紹介（四季の山野草編）

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• ゲッケイジュ（ラウルス）属　（Laurus）・・・南ヨーロッパ、カナリア諸島に分布する2種の常緑低木、高木、葉は単葉で香りがある。
  この属には、ゲッケイジュがある。
  
• クロモジ属　（Lindera）・・・アジア、オーストラリアの熱帯から温帯と北アメリカにかけて150種が分布する。
  この属には、ダンコウバイがある。
• シロダモ属　（Neolitsea）・・・アジアの熱帯から亜熱帯にかけて100種が分布する。小笠原諸島には2種の固有種が知られる。
• スナヅル属　（Cassytha） ・・・つる性の半規制草本、オーストラリア中心にアジア、マダガスカルにかけて20種が分布する。本属をクスノキ科他属と亜科のレベルで区別する見解もある。
• タブノキ属　（Machilus） ・・・アジアの熱帯から亜熱帯にかけて100種が分布する。
• ニッケイ属　（Cinnamomum）・・・アジアからオーストラリアにかけて350種が分布する。

参考文献
日本の固有植物 (国立科学博物館叢書)　　 園芸植物 (山渓カラー名鑑)