アカモノ

最終更新日
2018/04/08
●学名
Gautheria adenothrix
●科名
ツツジ科シラタマノキ属
●花期
5月〜6月
●生育地

日本固有。
北海道、本州(近畿地方以東、中国山地)、四国(石槌山、東赤石山など)に分布し、山地帯〜高山帯下部の林縁に生える常緑の小低木。

●特徴

茎は横に伸びる地下茎から分かれて斜上し、高さ10〜30cmになる。葉は互生し、楕円形で先が尖り、縁には鈍い鋸歯があり、厚く革質で光沢がある。上部の葉腋から長さ2〜4cmの花柄を伸ばし、釣鐘形で紅色を帯びた白色の花を下向きに咲かせる。果期には萼が肥大して果実を包み、濃赤色の液状果を付ける。

果実が白色のものはシロミノアカモノという。

●写真集

アズマシャクナゲアカモノ 栂池自然園

●育て方

日の当たる風通しの良い場所で管理するが、梅雨や長雨時は過湿に注意する。
肥料は春・秋に置き肥を与える。
硬質鹿沼土・軽石の混合土で水はけ良く植え付ける。
増殖は株分けよりも、6月頃の挿し芽で増やす。

●近縁種

シラタマノキ (アカモノの花序が葉腋から1個ずつ生じ、頂花だけなのに対して、シラタマノキの花序は葉腋に1個だけ生じ、総状に数花がつく。)

ハリガネカズラ (亜高山帯の林に生える常緑矮小低木。)

●和名

赤物。
名前の由来は、東北地方ではこの果実をモモと呼び、アカモモがなまってアカモノになったといわれる。
別名イワハゼ。

●参考図書
樹に咲く花、高山に咲く花(山と渓谷社) 山草図鑑(栃の葉書房)