フロックス

最終更新日
2016/02/24
●学名
Phlax paniculata
●科名
ハナシノブ科クサキョウチクトウ(フロックス)属
●花期
●生育地
アメリカ合衆国東部(ニューヨーク)原産の宿根草。
●特徴

直立した茎の先端に小さな花を傘状につける。高さ1m内外、葉は対生、輪生、楕円状披針形、先はとがる。茎頂に丸い花序をつけ多数の花を長期間つける。花冠は筒状で5裂する。花は桃色、紅、紫紅色、白色など変異が多く美しい。

●写真集

フロックスの花フロックス 野山の夏

●育て方

春に苗を入手し、日当たりと水はけの良いところに植える。強健のため容易。繁殖は株分、挿芽、実生。

●近縁種

シバザクラ (アメリカ合衆国西部原産。 茎は立ち上がらずに横に這うように広がる。)

園芸品種にブライト・アイズエリザベススター混合などがあり、欧米では300品種も数える。似た種類で栽培されるものに、同属でやや小型の宿根草のマキュラータ、花形に変化の多い一年草のキキョウナデシコがある。

●和名
別名オイランソウ。花の香が花魁のおしろいに似ることからオイランソウと呼ばれる。
●花言葉
温和。
●参考図書
園芸植物(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版)、花と木の名前(主婦と生活社)