ホソバコゴメグサ

最終更新日
2018/08/28
●学名
Euphrasia insigris var. japonica
●科名
ハマウツボ科コゴメグサ属
●花期
8月〜9月
●生育地

日本固有種。
本州(月山〜上信越地方の日本海側)に分布し、亜高山帯の乾いた草地に生える1年草。

●特徴

ミヤマコゴメグサに似ているが、葉は細い倒卵形。葉や苞の鋸歯、萼裂片は鈍頭。高さ5〜15cm。葉は長さ7〜15mm、幅2.5〜5mm、両側に1〜3個の鋸歯があるが、先はとがらない。萼は長さ3〜4mm。

 
●写真集

ホソバコゴメグサホソバコゴメグサ 至仏山

●育て方

●近縁種

コケコゴメグサ (木曽駒ケ岳に分布。)

トガクシコゴメグサ (ミヤマコゴメグサに似ているが、茎の上部の苞葉の鋸歯や萼裂片の先が芒状にとがる。)

ヒナコゴメグサ (白馬岳に分布する。苞葉や葉が鈍頭〜円頭で、萼裂片が強く反転する。)

マルバコゴメグサ (ミヤマコゴメグサに似ているが、葉が広倒卵形。)

ミヤマコゴメグサ (苞や葉、萼の先は鋭くとがる。亜高山帯〜高山帯の乾いた草地に生える1年草。)

●和名
細葉小米草。
●参考図書
高山に咲く花(山と渓谷社)