カテンソウ

最終更新日
2016/04/17
●学名
Nanocnide japonica
●科名
イラクサ科カテンソウ属
●花期
4月〜5月
●生育地
本州、四国、九州に分布。山野の木陰などに群生する高さ10〜30pの多年草。
●特徴

葉は互生し、長さ、幅とも1〜3pの菱形状卵形で、ふちに深い鋸歯がある。雌雄同株。雄花序は上部の葉腋につき、長い柄がある。雄花の花被片は5個、雄しべも5個ある。雌花序は柄がなく、葉腋にかたまってつくので目立たない。

●写真集

ダリアの花カテンソウ 星野自然村

●育て方

春はよく日に当て、その後は半日陰で管理する。

1日1回を目安に、過湿にならないよう乾き具合を見て潅水する。

丈夫な草なので、特に用土は選ばないが、赤玉土・硬質鹿沼土の混合土などを使い、浅鉢に植え付ける。

●近縁種

カラムシ (別名マオ・クサマオ。人里近くに多い高さ1〜2mの多年草)

●和名
花点草。小さくて目立たない花を付けることからこの名がある。
別名ヒシバカキドオシ。
●参考図書
野に咲く花(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)