金魚草・キンギョソウ

最終更新日
2018/03/05
●学名
Antirrhinum majus
●科名
ゴマノハグサ科キンギョソウ(アンティリナム)属
●花期
5月〜6月
●生育地
地中海沿岸原産の多年草。
●特徴

草丈70〜100cmの高性種、50〜70cmの中性種、30cm前後の矮性種がある。花は花筒を横からはさむと上唇弁と下唇弁が開く。花形が金魚に似る。他に花の先端が開いて5弁花に見えるペンステモン咲きがある。
古くからヨーロッパで品種改良が進み、白、黄、桃、橙、赤、紫紅など花色は豊富。

●写真集

キンギョソウの花キンギョソウ 房総の春

●育て方

苗を求めて、日当たりと水はけの良いところに植える。または、秋にタネをまき、本葉4〜6枚になったら2号ポットに移植して管理し、春に植えつける。地域差はあるが、暖地では2月に播種する。

●近縁種

園芸品種に「プリンセス・パープル・アイ」、「ソネット・ローズ」などがある。

●和名
金魚草。
花名はどれも変わった花の形からきており、花名のキンギョソウは、花の形を金魚の尾ひれに、英名の「Snapdragon(スナップドラゴン)は、噛みつくドラゴンの口に、学名の「Antirrthinum(アンテリナム)」は、鼻の形に見立てています。
別名スナップドラゴン。
●花言葉
おしゃべり、おせっかい、出しゃばり、大胆不敵
花言葉も花が口の形に似ていることが由来です。また、ドイツでは昔、この花をぶらさげておくと、魔除けになるという言い伝えがありました。
●参考図書
園芸植物(山と渓谷社)、花と木の名前(主婦と生活社)