マツムシソウ

●学名 Scabiosa japonica 最終更新日 2011/09/04
●科名 マツムシソウ科マツムシソウ属  
●花期 5〜9月 マツムシソウ
●生育地

北海道から本州、四国、九州と全国の山地の草原に分布する越年草または多年草。世界に約70種ほど自生するが、日本に自生する種はマツムシソウ1種である。

●栽培(育て方)

日なたの風通しの良いところに植える。日陰では間のびして姿が乱れる。用土は硬質鹿沼土5に軽石砂5などを配合した水はけの良いものを使用する。水やりは表土の乾き具合を見てタップリと与える。多湿よりも乾燥気味に育てるほうがよい。植替えは3月〜4月中旬が適期。
実生と株分けによる。多年草でも短命な種があり、常に実生で親株を更新しておくとよい。

●近縁種

変種として、
タカネマツムシソウ (本州と四国の高山に生え、矮小で大輪花の変種)

トウマツマツムシソウ (別名エゾマツムシソウ。本州北部から北海道、東アジアに分布。葉の裂片の先が鋭い。)

ソナレマツムシソウ (関東地方の海岸に生える変種。矮小で葉が厚い。)
海外からの導入種として

ヒメマツムシソウ (ヨーロッパなどに分布するス・コルムバリアの矮小な選別種。鉢植えによく広く普及する。)

キバナマツムシソウ (ヨーロッパの南東部、中央部の原産種でパールイエローの花が咲く。ス・オクロレウカ)

スカビオサ・ルキダ (ヨーロッパの南部と中央部の原産。赤みを帯びる美花)

スカビオサ・ファリノサ (チュニジアの原産。葉が厚く茎が木質化する)

アカバナマツムシソウ (クナウティア属に分類されることが多い。特異なアカバナ種で、性質が強く鉢植えによい。)、
などがその代表種で、苗が広く流通している。

●和名 松虫草。マツムシのなく頃に華が咲くことからこの名がある。
<参考図書> 園芸植物(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版)
マツムシソウ 四季の山野草〜庭の秋
マツムシソウ 花の写真ギャラリー[i ]〜夏の花
マツムシソウ 植物図鑑・撮れたてドットコム
マツムシソウ 教材用野草写真