北海道・本州・九州に分布し、湿原や浅い沼に生える多年草。
高さ約30p、長く太い根茎がある。根生葉は3小葉からなり、小葉は卵状楕円形、葉質はやや厚い。水中から突き出した茎の上に総状花序をつくり、径1〜2pの白花を付ける。花冠は5裂し、裂片の縁に短い毛がある。
年間を通して日当たり・風通しの良い場所で管理する。
肥料は有機質肥料を根周りの土中に挿す。
植え替えは3月頃行い、睡蓮鉢のような底穴のない器や底あなをふさいだ鉢に硬質赤玉土・ケトなどで植えて水を張る。池に植えても良い。
増殖は株分けによる。
イワイチョウ (深山や亜高山の湿原に生える多年草。)