ノビネチドリ

最終更新日
2018/04/05
●学名
Gymnadenia camtschatica
●科名
ラン科テガタチドリ属
●花期
5月〜7月
●生育地
北海道、本州の中部地方以北、四国、九州に分布し、山地帯〜亜高山帯の草地や明るい林に生える。
●特徴

茎は高さ30〜60cm。葉は5〜10個つき、狭長楕円形で長さ7〜15cm、ふちは波状に縮れる。茎頂に淡紅紫色の花を穂状につける。萼片、側花弁は長さ約5mm。唇弁は長さ約6mm、3裂する。距は長さ約4mm。塊根は分裂せず、和名の「延根」のとおり棒状。

●写真集

ノビネチドリノビネチドリ 尾瀬

ノビネチドリの花ノビネチドリの花

●育て方

●近縁種

シロバナノビネチドリ (ノビネチドリの白花品。)

テガタチドリ (北海道南部、本州中部地方以北の亜高山〜高山帯の草原に自生。花期は7〜8月。)

ミヤマモジヅリ (北海道、本州中部地方以北と四国に分布。)

●和名
手形千鳥。和名の手形は、塊根の形による。
別名チドリソウ。
●参考図書
高山に咲く花(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)