シベリアヒナゲシ(アイスランドポピー)

最終更新日
2016/02/16
●学名
Papaber nudicaule
●科名
ケシ科ケシ(パパベル)属
●花期
3月〜5月
●生育地

シベリアから極東に分布する無茎有毛の多年草であるが、園芸上は一年草として扱われる。

●特徴

草は根出、有柄で羽状に切込む。春に30cmほどの花茎を伸ばし、径6〜10cmの花を咲かせる。萼は有毛で花弁は広卵形、花色は白、桃、黄、橙、赤など多様である。花が大きく濃厚な花色で開花期間の長い「シャンペン・パブルズ」や、4倍体の巨大輪で花柄の太い「サン・レモ」、「F・スパークリング」などの園芸品種が育成されている。

●写真集
シベリアヒナゲシ(アイスランド・ポピー)の花アイスランド・ポピー  房総

●育て方

日当たりが良く、水はけの良いところを好む。秋10月までに播種すると、冬季の間にロゼット状に生育し、3、4月から蕾を出して開花する。

●近縁種

オニゲシ (西南アジア原産の多年草、オリエンタル・ポピーともいう。)

ヒナゲシ (ヨーロッパ原産の一年草で別名グビジンソウ、コーン・ポピーともいう。)

●和名
西比利亜雛罌粟
●参考図書
園芸植物(山と渓谷社)