シライトソウ

最終更新日
2018/04/01
●学名
Chionographis japonica
●科名
シュロソウ科シライトソウ属
●花期
5月〜6月
●生育地
本州の秋田県以南、四国、九州、朝鮮半島の山地に分布する多年草。
●特徴

根茎は短く、葉は長楕円形で根生する。20〜30pの花茎に小さな葉を多数つけ、茎先に多数の花をつける。

●写真集

シライトソウの花シライトソウ 日光植物園

●育て方

強い日差しと風が当たらない明るい日陰がよい。

用土は赤玉土4、軽石砂4、腐葉土2などを配合して植える。

水やりは表土の乾きを見て行う。

殖やし方は春、秋の植え替え適期に株分けか実生による。

●近縁種

日本にはシライトソウチャボシライトソウの2種がある。
チャボシライトソウはやや小型で花数が少なく、本州の愛知県と紀伊半島、四国、九州に分布する。
シライトソウは変化が多く、アズマシライトソウ(関東地方)、ミノシライトソウ(岐阜県)、クロカミシライトソウ(佐賀県)の変種がある。

●和名
白糸草。
●参考図書
山野草大百科(講談社)、園芸植物(山と渓谷社)