スノーフレーク

最終更新日
2018/01/18
●学名
Leucojum aestivum
●科名
ヒガンバナ科スノーフレーク(レウコジュン)属
●花期
4月
●生育地
中央ヨーロッパ及び地中海沿岸の球根植物。
●特徴

草丈40〜50cm、花径は2cm。スズランに似た鐘形の小花が、花柄の先に3〜4輪咲く。暑さ寒さに強く、育てやすい。
鼻を近づけるとほのかにスミレのようなにおいがします。

●写真集

スノーフレークの花スノーフレーク  庭の春

●育て方

排水の悪い日陰以外なら、どこでも育つ。花立ちは、日当たりのよい所のほうがよい。間隔には20cmとり、球根の高さの2倍ほど覆土して植え付ける。鉢植えでは球根丈夫が見える程度の浅植えで5号鉢に3球植え付ける。

植えつけ時に有機配合飼料を土とよく混ぜる。花の終わった直後、化成肥料を追肥する。

球根を3〜4年に1回植え替える。鉢植えは葉が枯れたら鉢ごと日陰の涼しい所へ置いておき、9月中旬に鉢土の丈夫半分くらいを新しい土と取りかえる。そのとき緩効性の化成肥料を施す。

●近縁種

スイセン (中国を経由して日本に伝わったとされる。北陸や暖地の海岸近くの斜面などに生える球根植物。)

スノードロップ (地中海沿岸東部の原産で、約10種類知られているが、このうちガランサス・ニバリスとガランサス・エルウェシーが一般に栽培されている。)

ヒガンバナ (古い時代に中国から入って野生化し、日本全国に分布。全草有毒な多年生の球根植物。)

●和名

大待雪草
別名、鈴蘭水仙(スズランスイセン)。鱗茎および葉の形状はスイセン、花はズズランに似ていることからこの名がついた。

●花言葉
純粋、けがれなき心、純潔
花名は日本語にすると「ひとひらの雪」ですが、ヨーロッパでは夏に咲く花なので、「Summer snowflake(サマースノーフレーク)」と呼ばれています。花びらの先端に入った緑色の斑点が花の清楚さを際立てており、花言葉はそんな花姿に由来しています。
  
●参考図書
園芸植物(山と渓谷社)、家庭の園芸百科(主婦と生活社)、花と木の名前(主婦と生活社) 、美しい花言葉・花図鑑(二宮孝嗣著、ナツメ社)