ソバ

最終更新日
2015/11/08
●学名
Fagopyrum esculentum Moench
●科名
タデ科ソバ属
●花期
8月〜9月、10月〜11月
●生育地
中央アジアから中国東北部に分布。痩せた畑などでよく栽培される一年草。
●特徴

古い時代に渡来した。夏に収穫する夏ソバと秋に収穫する秋ソバの2品種がある。花はミツバチの蜜源として利用される。

高さ40〜100cm、茎は直立して分枝し、円柱形で中空、淡緑色だが紅色を帯びるものもある。葉は長さ3〜7cmの心臓形で先が尖り、互生する。夏または秋に白色〜淡紅色の小花を枝先に総状に咲かせる。果実は長さ約6oの卵形で3陵があり、熟すと黒褐色になる。熟した果実は主に粉食されるほか、若い茎葉部は野菜や飼料として使われる。

果皮(いわゆるそば殻)をとり除いて粉にしたものがそば粉で、炭水化物やたんぱく質のほか、高血圧や動脈硬化を防ぐルチンを多く含んでいる。

●写真集

ソバの花ソバ 秋の野山

●育て方

日当たりで管理する。灌水は乾いたら与え、肥料も必要なく、むしろ施肥すると倒伏しやすい。

用土は特に選ばず、赤玉土、鹿沼土、軽石などで水はけ良く植え付ける。

ソバは発芽と生育が非常に早いので、鉢植えで楽しむ場合は、観賞予定期の40〜50日前にタネを撒くと良い。

●近縁種

アカソバ (ヒマラヤの標高3000m付近に自生する赤やピンク色の花のソバを日本で改良したもの。)

シャクチリソバ (チベットから中国原産の多年草。野菜として食べられる。別名シュッコンソバ。野菜ソバ。)

ダッタンソバ ( 中国甘粛省からパキスタン北部まで分布する。一年草。)

ツルソバ (伊豆七島、紀伊半島、四国、九州の海岸に自生する多年草。薬用として用いられる。)

ヒメツルソバ (ヒマラヤ原産の多年草で、よく鉢植えにされる。葉にV字模様が入る。)

●和名
蕎麦、別名黒麦。
●参考図書
園芸植物、野に咲く花(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)