タニウツギ

最終更新日
2016/02/28
●学名
Weigela hortensis
●科名
スイカズラ科タニウツギ属
●花期
5月〜6月
●生育地
北海道・本州の日本海側に分布し、山地に生える落葉小高木。
●特徴

高さ5mにもなり、樹皮は縦に裂ける。葉は広卵形で表面は無毛だが、裏面に白軟毛が密生する。5〜6月に花径約2pで長さ3〜4pのラッパ型の紅赤色花を多数咲かせる。
一般にベニウツギと称されるものは本種の系統で、ニシキウツギとの交雑種も含まれる。

●写真集

タニウツギタニウツギ 三条高城

●育て方

年間を通してよく日の当たる場所で管理する。

冬は水切れさせないように注意する。

アブラムシの発生がみられるので、春〜夏にかけて定期的に殺虫剤を散布する。

植え替えは2〜3年ごとに行う。

用土は赤玉土と軽石の混合などで水はけ良く植え付ける。

せん定は早春の頃、徒長するので、少し深めに切りつめる。ひこばえがよく出るので切る。

●近縁種

ウコンウツギ (花はクリーム色、亜高山〜高山帯に生える。)

●和名
谷空木 。
●参考図書
高山に咲く花(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)