ウメバチソウ

●学名 Parnassia palustris var.multiseta 最終更新日 2011/11/03
●科名 ユキノシタ科ウメバチソウ属  
●花期 8〜10月 ウメバチソウ
●生育地

ウメバチソウの仲間は北半球に約50種あり、日本には3種が分布する。
ウメバチソウは山地の日当たりのよい湿地に生え、北海道、本州、四国、九州、東アジア北部、台湾に分布。

高さは10〜40cmほど。混生葉は心臓形で長い柄があり数枚を束生する。別に1枚、花茎に柄のない卵形の葉が茎を抱くように付く。夏〜秋にかけて茎頂に白色5弁花を一輪咲かせる。

全体にコンパクトな草姿になる。山野草で栽培されるのは、葉が厚くて丈夫な神津島産。

●栽培(育て方)

3〜4号の小鉢植えにするか、寄せ植えの材料とする。用土は硬質鹿沼土7、軽石砂3を水はけよく配合し、乾燥防止のために表土にミズゴケを張るとよい。
植え替えは2年に1度、適期は3〜4月中旬
春の芽出し頃は日がよく当たる場所で、その後は直射光が当たらない半日陰で管理する。
水やりは水を好むので水を切らさぬようにする。梅雨後は用水にするよい。
施肥は植え付け後、有機性固形肥料の周囲に少量置肥し、花後と春に同じ肥料を追肥する。肥培すると花つきが良くなる。

殖やし方は株分けと実生で行う。タネを採取して暗所で保管。早春にまいて成長させ、翌年の春に定植すれば秋に開花する。

●近縁種

コオズウメバチソウ (葉が厚く、濃緑な伊豆諸島タイプ。)

シラヒゲウメバチソウ (中国原産種)

シラヒゲソウ (本州、四国、九州に分布し、花弁が糸のように細く裂ける。)

ヒメウメバチソウ (本州・中部地方以北の高山帯の湿原に自生する。)

ヤクシマウメバチソウ (屋久島に自生する矮小種。) 

●和名 梅鉢草。白い5弁の花の形が梅鉢紋に似ていることからこの名がついた。
<参考図書> 園芸植物(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版)、山野草大百科(講談社)、山草図鑑(栃の葉書房)
ウメバチソウ 四季の山野草〜尾瀬の夏
ウメバチソウ HT Nature's Paradise〜花の写真’03
ウメバチソウ 植物図鑑・撮れたてドットコム
ウメバチソウ 教材用野草写真