イチヤクソウ科

イチャクソウ科の花

学名: Pyrolaceae

分類:被子植物−双子葉植物

北半球および南アメリカの温帯〜亜寒帯に11属50種、葉緑体のあるイチヤクソウ亜科と葉緑体のない腐生植物のギンリョウソウ亜科に区分される。日本産は7属14種、2種が日本固有、APGV分類体系ではシャクジョウソウ科とともにツツジ科に含め、シャクジョウソウ亜科としている。
常緑の多年草または小低木。菌根植物で根毛がない。花は放射相称、両性、5数性、離弁。雄しべは花弁の2倍数。葯はつぼみのときは外向きで、葯室の下端に孔があるが、花が咲くと花糸の着点を支点として半回転して、葯は内向きとなり、葯室の孔は上端にくる。

(印象)ギンリョウソウはキノコの一種かと思ったが・・・

イチヤクソウ屬と花の紹介(四季の山野草編)


参考文献
日本の固有植物 (国立科学博物館叢書)   高山に咲く花 増補改訂新版 (山溪ハンディ図鑑)

最終更新日 2018/02/26

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