世界的に分布する低木、高木でオーストラリア、熱帯アフリカに多く53属750種、日本に5属16種、APGV分類体系でも科の扱いに変更はない。
。樹皮に強い内皮があり繊維がとれる。葉は単葉、全縁で、輪生または対生する。花は萼が筒状で花弁状になり花弁はときに退化する。雌雄異株。
(印象)ジンチョウゲ科で知っているのはジンチョウゲとミツマタくらい。どちらも早春の花の印象が濃い。
ジンチョウゲ(ダフネ)属(Daphne)・・・ユーラシア大陸と北アフリカを中心に50種が知られ、日本の固有植物としてカラスシキミが北海道から本州日本海側(隠岐を含む)まで分布する。花には花弁はなく、萼筒が目立つ。果実は液状の核果。核は球形または紡錘形で上端がとがり、なかに種子が1個ある。
この属には、ミツマタがある。参考文献
日本の固有植物 (国立科学博物館叢書)
樹に咲く花―離弁花〈1〉 (山渓ハンディ図鑑)
園芸植物 (山渓カラー名鑑)
最終更新日 2018/02/26