フシグロセンノウ

●学名 Silene miqueliana 最終更新日 2011/12/04
●科名 ナデシコ科マンテマ属  
●花期 7月〜8月 フシグロセンノウの花
●生育地

北半球に広く分布。世界に約30種が知られ、日本には6種ほどが分布する。
フシグロセンノウは日本特産の多年草で、本州の太平洋側の温暖な地帯に分布し、林床や樹陰に自生する。

茎は直立し、高さ50〜80cm。葉は対生で先端が尖り、縁には繊毛がある。夏〜秋に朱赤色の花を次々に咲かせる。

●栽培(育て方) 5月中旬〜6月中に摘心すると、草丈低く側芽が出て花数も増え観賞価値が高まる。風などで茎が倒れないよう添え木をする。
用土は3〜15mm粒大の赤玉土4、軽石砂4に、腐葉土またはパーク堆肥2を配合する。根の成長が活発なためすぐに根詰まりするので、1〜2年に1回は植え替えする。
水やりは表土が白く乾くのを目安にたっぷりと与える。休眠期にも行うが控えめにする。
年間を通じて木漏れ日がさす程度の半日陰が適所。
殖やし方は挿し芽が一般的で5〜6月に摘心を兼ねて行う。あらかじめ用土を湿らせておき、先端より5〜7cmほど切り取って発芽促進剤を塗り、小粒の硬質鹿沼土に挿せばよい。株分けは植え替え時に行い、実生は採り蒔きするが、種子のできない種もある。
●近縁種

エゾセンノウ  (別名、エンビセンノウ。北海道と長野県軽井沢の山地の林縁や草原に自生。高さ20〜80cm。花期は7〜8月。)

エンビセンノウ (北海道・本州の埼玉・長野県の山の草原に自生する。高さは50〜80cmで、7〜8月に深い切れ込みのある朱紅色花を咲かせる。)

オグラセンノウ (本州の岡山県以西と九州の湿原に生育。高さ60〜100cm。花期は7〜8月。)

センジュガンピ (花はやや小さくて白く、本州中北部に自生。)

マツモトセンノウ (別名ツクシマツモト。九州の阿蘇のやや湿った草原に自生。高さ30〜90cmで、6〜8月に花径約4cmの美しい花形の深紅色花を咲かせる。)

●和名

節黒仙翁。名の由来は茎の節が黒いことと、センノウは京都嵯峨の仙翁寺で発見されたことによる。

<参考図書> 園芸植物(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版)、山草図鑑(栃の葉書房)
フシグロセンノウの壁紙 四季の山野草(花図鑑付)〜山野草壁紙
フシグロセンノウ 四季の山野草(花図鑑付)〜日光植物園2011
フシグロセンノウ 四季の山野草(花図鑑付)〜日光植物園2009
フシグロセンノウ 四季の山野草(花図鑑付)〜日光植物園
フシグロセンノウ 植物図鑑・撮れたてドットコム
フシグロセンソウ 教材用野草写真
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