コマクサ

●学名 Dicentra peregrina 最終更新日 2011/12/11
●科名 ケシ科コマクサ属  
●花期 5月〜8月 コマクサ
●生育地

高山の岩場や砂礫地に群落を作って生え、中部地方以北の本州から北海道、サハリンなど北方に分布する多年草。
自生地として有名なのは、群馬県草津白根山、宮城県と山形県にまたがる蔵王山、 北海道大雪山、岩手県岩手山、秋田駒ヶ岳、長野県の北アルプス燕岳、乗鞍岳、山梨県との境にある八ヶ岳 など各地にある。
東アジア、ヒマラヤ、北アメリカに約20種の属。日本ではコマクサ1種が分布する。海外種は育てやすく増殖も活発。

葉は根生し長さ・幅とも3〜5cm。多数に裂け、白っぽい緑色。夏に高さ5〜10cmの根茎を伸ばし桃紅色の花を数個付ける。

●栽培(育て方) 日当たりが良いところに限るが、夏に地面(土)の温度が上がり過ぎないような工夫が必要。西日は避けたほうが無難。霜や凍結も注意が必要。
●近縁種

ケマンソウ (中国原産の大型種で露地植えでも育てられ、白花も普及)

ディセントラ・カナデンシス (北アメリカ北東部原産で、白花の小型種。葉がコマクサに似て、粉白色を帯びる。)

ディセントラ・ククラリア (北アメリカ東部の原産で、白い花に黄色を帯びる小型種。根が球根状になる。)

ディセントラ・スカンデンス (ネパールや中国西部の原産。つる性で濃い黄色の花が咲く。近似種にディセントラ・トルローサがある。)

ディセントラ・マクランサ (中国の原産種で薄黄色の少し大きめの花を咲かせる。日本での普及は少ない。)

ハナケマンソウ (北アメリカの原産種で小型の強健種、白花や濃色花なども流通)

ヒメケマンソウ (北アメリカ東部のアレゲニィ山地などの原産種。ハナケマンソウに比べ幾分細めの花で、葉姿の美しい小型種。白花も普及)など。

●和名 駒草。高山植物の女王とも称され、面長な花形が馬の顔に似ていることから名付けられた。
<参考図書> 園芸植物(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版)、山野草大百科(懇談社)、山草図鑑(栃の葉書房)
コマクサ 四季の山野草〜乗鞍岳の高山植物
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駒草(コマクサ)
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