ムラサキケマン

●学名 Corydalis incisa 最終更新日 2012/03/04
●科名 ケシ科キケマン属  
●花期 4月〜6月 ムラサキケマンの花
●生育地

北海道、本州、四国、九州に分布。平地や山麓の日陰の、やや湿ったところに生える越年草。

全体がやわらかく、傷つけるとやや悪臭がある。茎は高さ20〜50cm。葉は2〜3回羽状にこまかく裂け、裂片はさらに深く切れ込む。花は紅紫色。ときに白色。長さ1.2〜1.8cmの筒状で先は唇形となり、茎の上部にびっしりと総状につく。刮ハは総状長楕円形で吊り下がる。

●栽培(育て方)

花前はよく日に当てるが、花後は半日蔭で乾き気味に育てると良い。葉のある期間中は薄い液肥を与えるほか、多肥に注意する。

越年草なので、毎年実生で殖やし、鉢植え用に移植すると良い。丈夫な草なので用土は特に選ばない。

●近縁種

エゾエンゴサク (本州北部の日本海側と、北海道の湿った林下やスキー場のような開墾地似生える多年草。)

キケマン (関東地方以西の海岸や低地に生える越年草。黄花。)

ジロボウエンゴサク (平地の草地などに生える多年草。)

ヤマエンゴサク (山林の林下に群れをなして生える多年草。)

●和名 紫華鬘。華鬘は仏教の欄間などの装飾具のこと。
<参考図書> 日本の野草(山と渓谷社)
ムラサキケマン 四季の山野草〜太平山の自然
ムラサキケマン 植物図鑑・撮れたてドットコム
ムラサキケマン
教材用野草写真