エゾエンゴサク

最終更新日
2016/01/17
●学名
Corydalis ambigua
●科名
ケシ科キケマン属
●花期
4月〜6月
●生育地
北海道・本州(中部地方以北)に分布する。山野の湿り気のある明るい林内に生える多年草。
●特徴

エゾエンゴサクは高さ10〜15cm。花は先が唇状に開き、距が長く後ろに突き出た特徴的な形をしており、花色の濃淡にはかなり個体差がある。葉は2回3出複葉で白っぽい緑白色。地下部に根茎の塊根がある。

スプリングエフェメラルの一種。

●写真集

エゾエンゴサクエゾエンゴサク 春の庭

●育て方

春は日当たり、花後は半日陰でやや乾き気味に管理。

花後すぐに地上部は枯れてしまうので、液肥をまめに与えて短期間に肥培することが必要。

用土は水はけの良いものを用いる。

肥培がうまくいけば、分球して増える。

●近縁種

エゾエンゴサクとヤマエンゴサク、ジロボウエンゴサクの違い

エゾエンゴサクの花

エゾエンゴサク
花の下の苞に切れ込むがない

ヤマエンゴサクの花

ヤマエンゴサク
花の下の苞が切れ込む

ジロボウエンゴサクの花

ジロボウエンゴサク
ヤマエンゴサクにある苞の切れ込みがない。


ジロボウエンゴサク (本州の関東以南、四国、九州に分布。 ヤマエンゴサクにある苞に切れ込みがない。)

ミヤマキケマン (本州の近畿地方以北に分布。山地 日当たりのよい、林縁、道路法面、崩壊地、谷川の礫地などに生える越年草。)

ムラサキケマン (平地や山麓の日陰の、やや湿ったところに生える越年草。)

ヤマエンゴサク (本州・四国・九州に分布。花色は青紫〜赤紫色まで幅がある。エゾエンゴサクは,托葉の全縁か大きく不規則に切れ込むが,ヤマエンゴサクでは,櫛の歯状に細かく切れ込むことで区別する。)

海外には300種を超えるコリダリスがあり、花色もさまざまなものがある。

●和名
蝦夷延胡索。蝦夷に生えることと、地中の塊茎が漢方薬の「延胡索」に似ていることからこの名が付けられた。
●参考図書
山草図鑑(栃の葉書房)