ネコノメソウ

最終更新日
2018/04/10
●学名
Chrysosplenium grayanum
●科名
ユキノシタ科ネコノメソウ属
●花期
4月〜5月
●生育地
北海道、本州に分布し、山地の湿ったところに群生する多年草。
●特徴

高さ5〜20cm。葉は対生し、広卵形で長さ5〜20mm、3〜8対の鈍鋸歯がある。苞は茎葉と同形で黄緑色を帯びる。花は直径2mmほど、萼裂片は直立し、淡黄色。雄しべは4個しかない。刮ハは2裂し、くちばし状で左右不同。

●写真集
ネコノメソウネコノメソウ 白馬
●育て方

春は日当たり、5月頃から木漏れ日程度の半日陰で管理し、冬は棚下などで霜と乾燥から保護する。夏〜秋は1日1回程、冬の間も乾かさない程度に灌水する。

植え替えは3月下旬頃行い、硬質赤玉土・桐生砂混合土に腐葉土を少量混ぜて植え付ける。

増殖は株分け・挿し芽・実生による。

●近縁種

コガネネコノメ (本州の関東地方以南・九州に分布。花期は4〜5月。)

シロバナネコノメソウ (ハナネコノメの基本種。)

ツルネコノメソウ (北海道・本州の近畿地方以北、四国の剣山に自生、花期は4〜5月。)

ハナネコノメ (シロバナネコノメソウの変種。福島県〜京都府に分布。)

ホクリクネコノメ (本州の新潟〜島根県の日本海側に自生する。花期は5月。)

ボタンネコノメソウ (本州の岐阜県以西の日本海側に自生。花期は5月。)

ミヤマネコノメ (本州の関東地方以西の太平洋側、四国・九州に分布。花期は4月。別名イワボタン。)

ヨゴレネコノメ (本州の関東地方以西、四国・九州に自生。花期は3〜4月。)

●和名
猫の目草。
和名は裂開した刮ハを、昼間の猫の目の閉じた瞳孔にたとえたもの。
●参考図書
日本の野草(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)