ソシンロウバイ

最終更新日
2016/03/01
●学名
Chimonanthus praecox f. concolor
●科名
ロウバイ科ロウバイ(キモナンサス)属
●花期
12月頃から早春
●生育地
中国に6種分布する。日本には早く17世紀には導入されていた。
●特徴

花は葉が展開するよりも早く開き、径約2cm、強い芳香がある。内側の花被片は黄色でソシンロウバイはロウバイの褐色弁がないもの。

他の花に先駆けて花が咲くので、庭木や花材として珍重される。

●写真集

ソシンロウバイの花ソシンロウバイ 星野の早春

ソシンロウバイソシンロウバイ 野山の冬

●育て方

よく日に当て、風通しの良い場所で管理する。

日照や肥料が少ないと花付きが悪い。

月約1回置き肥する。

剪定や植え替えは葉芽が膨らみ始めたら行う。生長が遅いので、軽い剪定におさえる。

用土は赤玉土・硬質鹿沼土ん混合用土など。

殖やすには、挿し木・取り木・実生などがある。挿し木は6〜7月が適期。

●近縁種

アメリカロウバイ (別名クロバナロウバイ。北アメリカ東部原産の落葉低木。花は赤褐色。)

ダンコウバイ (クスノキ科の落葉低木。)

ニオイロウバイ (花に芳香があり、葉裏に短毛が密生する。)

ロウバイ (中国原産の落葉低木)

●和名
素心蝋梅
●花言葉
先導、先見、慈愛、優しい心
●参考図書
園芸植物、樹に咲く花(山と渓谷社)、日本の山野草(NHK出版)、山草図鑑(栃の葉書房)