24属640種が世界に広く分布する。日本に5属27種がある。特にアメリカ大陸に多く、草本または低木で、葉は対生。花弁や萼は4、雄しべは8、雌しべは柱頭が4裂するか丸い。子房下位。子房と萼の間の萼筒が長い特徴がある。種子に長いヒゲがある。
(印象) アカバナ科の花は基本的に夕方咲き始めて朝まで、元気に咲いている。昼に咲いていると、わざわざ「ヒルザキツキミソウ」のように「昼に咲く」の名前が付いているのだ。それと、根で旺盛に増えるので、地植えに向かないかもしれない。
マツヨイグサ(オエノセラ)屬(Chamerion)・・・主として北アメリカに約125種の一年草、二年草、宿根草が分布する。多くは雑草であるが花の美しい種もある。オオマツヨイグサ、ツキミソウ、ヒルザキツキミソウ、マツヨイグサなどがある。
この属にはヤナギランなどがある。参考文献
園芸植物、高山に咲く花(山と渓谷社)
最終更新日 2018/02/26