アズマシャクナゲ

●学名 Rhododendron degronianum 最終更新日 2012/03/04
●科名 ツツジ科ツツジ属  
●花期 4月〜6月 アズマシャクナゲ
●生育地

日本固有。信州、飛騨の山から関東、東北の亜高山帯の山に自生する常緑低木。
花がツクシシャクナゲやホンシャクナゲの7弁に対し、5弁。

枝は横にはいながら斜上し、高さ2〜4mになり、葉は長さ約12cm、幅約3cmの倒披針形〜長楕円形の革質で、葉裏に柔らかい灰褐色の細毛がある。5〜6月に枝先に短い総状花序を伸ばし、6〜12個の淡紅色〜紅紫色の漏斗状鐘型の5弁花咲かせる。

●栽培(育て方)

生育期は日当たりで管理し、夏の直射光は避ける。施肥は春、秋に有機質肥料を与えるほか、薄い液肥を与える。病虫害については比較的安全だが、カイガラムシが発生することもあるので、6月にカルボス乳剤、11月に石灰硫黄合剤などを散布すると良い。

植え替えは2〜3年に1回を目安に9〜10月に行う。

赤玉土7、硬質鹿沼土3の混合土で水持ちよく植える。他のシャクナゲも同様。

●近縁種

オモシロヤマシャクナゲ (東北の面白山に産するアズマシャクナゲで、小葉の這い性タイプで珍重されている。)

クロヒメシャクナゲ (キバナシャクナゲとアズマシャクナゲの自然交配種とみられ、葉はアズマシャクナゲに近いもの。)

ツクシシャクナゲ (近畿の高い山から中国、四国、九州の山に自生している。花はボール咲き。)

ホソバシャクナゲ (愛知県の鳳来山にのみ分布していて、日本産では一番低地に自生する。葉が細長いので、ホソバと呼ばれている。)

ホンシャクナゲ (飛騨地方から近畿、中国、四国の比較的低残に自生する高さ2〜4mの常緑低木。ツクシシャクナゲの変種と考えられ、葉の裏に毛が無いのが異なる。花期は5〜6月。)

ヤクシマシャクナゲ (屋久島の高山に自生する高さ50〜150cmの常緑低木。花期は5〜6月。)

●和名 吾妻石楠花、しゃくなげ
<参考図書> 日本の高山植物(山と渓谷社) 山草図鑑(栃の葉書房)
アズマシャクナゲ 四季の山野草〜日光・白根の高山植物
アズマシャクナゲ 四季の山野草〜日光植物園の花々
ヒメシャクナゲ 植物図鑑・撮れたてドットコム
ホソバシャクナゲ
教材用野草写真