ハクサンシャクナゲ

最終更新日
2016/07/03
●学名
Rhododendron brachycarpum
●科名
ツツジ科ツツジ属
●花期
6月〜7月
●生育地

信州、飛騨の山から東北の山、北海道の山へと分布。飛び地分布として四国の剣山、石鎚山の山頂部に自生する。高山帯では比較的日照のよく当たるガレ場や尾根筋に見られる高さ1〜2mの常緑低木。
富士山には有毛品だけが分布し、吾妻山には無毛品だけが自生する。八ヶ岳、御岳、白山などでは両方とも見られる。

●特徴

葉の基部は円形。枝先に、径3〜4pほどの花を10個前後つける。赤みをおびる事が多い。雄しべを10本。

●写真集

ハクサンシャクナゲの花ハクサンシャクナゲ 尾瀬

ハクサンシャクナゲの花ハクサンシャクナゲ 日光・白根

ハクサンシャクナゲの花ハクサンシャクナゲ 栗駒山

●育て方

ツツジ科特有の酸性土壌を好む性質がある。水持ちが良く通気性もよい火山灰系の土が良い。高山性のため、暑さを嫌がるし、霜などにも注意が必要。かなり気難しい。

●近縁種

アズマシャクナゲ (信州、飛騨の山から関東、東北の亜高山帯の山の岩場や礫の多い林内や林縁に生える常緑低木。)

エゾシャクナゲ (北海道に自生するハクサンシャクナゲで、本州産より葉の長さが短く小判形に近い。葉裏にも微毛がある。)

エリモシャクナゲ (エゾシャクナゲの地域型で、襟裳岬の山地にあって、葉が小さく小判形で這い性。)

ケナシハクサンシャクナゲ (葉の裏面が無毛で淡緑色のもの。別名ウスギシャクナゲ。)

ネモトシャクナゲ (ヤエハクサンシャクナゲともいわれ、雄ずいが弁化し花が八重咲きのもの。福島県や長野県の一部に自生。)

●和名
白山石楠花。
別名ウラゲハクサンシャクナゲ・シロバナシャクナゲ
●参考図書
日本の高山植物、樹に咲く花(山と渓谷社)、趣味の山野草・栽培大辞典(鞄ネの葉書房)