ハコベ

最終更新日
2017/01/15
●学名
Stellaria neglecta
●科名
ナデシコ科ハコベ属
●花期
3月〜11月
●生育地
日本全国に分布、世界中どこにでも見られる1〜越年草。道ばた、畑。
●特徴

全体にやわらかくよく分枝して高さは10〜30cmになる。茎には片側に1列に並んで毛が生えている。葉は対生し、長さ1〜3cm、幅0.6〜2cmの卵形で上部の葉は無柄。花は直径6〜7mmで、花弁が基部近くまで2裂するので10弁のように見える。雄しべは4〜10個、花柱は3個、刮ハは卵形で6裂する。種子にはとがった突起がある。

ハコベは春の七草のひとつとして七種がゆに入れたり、小鳥の餌としてもおなじみの道端の雑草。一般にはコハコベもハコベと呼んでいる。英名はChickweedで「ニワトリの雑草」という意味。

●写真集

ハコベハコベ 星野自然村

●育て方

風通しの良い日当たりで管理する。

灌水は乾き気味にし、過湿による蒸れを避ける。

肥料は薄い液肥を与える。

植え替えは硬質赤玉土、硬質鹿沼土、軽石の混合土などで水はけ良く植え付ける。

増殖は挿し芽と実生による。挿し芽は6月が適期。実生は採り播きが良い。

●近縁種

イワツメクサ (本州中部似分布する日本固有の多年草。高山の岩礫地に生える。)

ウシハコベ (日本全土に生える越年草または多年草。)

ミヤマハコベ (川岸の林中や山地の木陰などに生える高さ20〜30cmの多年草。 )

●和名
繁縷。
別名ミドリハコベ。日本最初の本草書である「本草和名」(918年)に登場している波久倍良(はくべら)の転訛と考えられるが、語源は不明。
俗称にヒヨコグサ、スズメグサ。
●参考図書
日本の野草、野に咲く花(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)