イワギリソウ

最終更新日
2016/10/08
●学名
Opithandra primuloides
●科名
イワタバコ科イワギリソウ属
●花期
5月〜6月
●生育地

本州(近畿地方以西)、四国、九州の渓谷の岩壁に生える多年草。

●特徴

葉は根ぎわにつき、長さ3〜10cmの柄があり、広卵形で長さ4〜10cm、鈍鋸歯があり、先はややとがる。葉の間から長さ12〜15cmの花茎をだし、頂の散形花序に紅紫色花を10個ほどつける。花冠は漏斗状唇形で長さ約2cm。花色が白色の変種もある。

●写真集

イワギリソウの花イワギリソウ

●育て方

芽出しから開花まではよく日に当て、日射しの強い時期は日陰で湿度の保てる場所で管理する。
肥料は春・秋に置き肥を与える。
丈夫な植物だが、排水が悪く過湿になると根腐れを起こしやすいので、粗めの軽石に硬質鹿沼土を混合して植え付ける。
殖やすには株分けか新葉が固まる6月の葉挿しが容易。
春先はアブラムシ、高温期に乾燥するとハダニが発生するので注意する。

●近縁種

イリオモテイワタバコ (変種。西表島などに分布し、葉裏や花茎に軟毛がある。)

イワタバコ (本州、四国、九州の山地や渓流の岩肌、滝の苔むした岸壁などに群生する。)

オニイワタバコ (ピレネー山脈に分布する。)

ケイワタバコ (中部、近畿地方に分布。イワタバコの品種で、花茎、菊、葉の裏面の脈上に毛があり、花期が少し早い。)

●和名
岩桐草。毛の多い葉や花の形がキリを思わせ、岩上に生える多年草。
●参考図書
山に咲く花(山と渓谷社)、山草図鑑(栃の葉書房)