ヤマルリソウ

最終更新日
2017/07/28
●学名
Omphalodes japonica
●科名
ムラサキ科ルリソウ属
●花期
4月〜5月
●生育地
本州福島県以南から四国、九州に分布。湿り気のあるところに生える多年草。
●特徴

根もとの葉は大きく倒披針形でロゼット状。茎は数本が立ち7〜20cmになる。茎の先に1〜1.5cmの淡青紫色の花をつける。

●写真集
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●育て方

弱い日射しが当たる、木漏れ日程度の半日陰で、夏は直射日光を避ける。地植えの場合も同様で、多少湿り気のある場所に植える。
鉢植えは深めの鉢に水もちのよい用土を主体に植え付ける。
肥料は春・花後〜夏前まで・秋に与える。
植え替えは休眠中に行い、実生は採り播きする。

●近縁種

エゾルリソウ (北海道に分布し、高山帯の礫地や草地に生える多年草。)

ネモフィラ (春から初夏に、澄んだ空色で中心の大きな白目が目をひく5弁花をつける。)

ミヤマムラサキ (日本固有種。亜高山帯〜高山帯の岩場や砂礫地に生える。)

ルリソウ (北海道、本州中部以北の日本海側に分布。)

ワスレナグサ (寒さには丈夫だが、乾燥地では発育がよくない。日当たりのよい肥沃地を好む多年草。)

●和名
山瑠璃草。ルリソウは花の色が瑠璃色をしていることからで、山に咲いているルリソウの意味。
●参考図書
日本の野草(山と渓谷社) 、山草図鑑(栃の葉書房)