上三依水性植物園

2015/04/11

上三依水性植物園について

所在地 :  〒321-2802  栃木県日光市上三依682番地
電話番号 :  0288-79-0377 公式サイトはこちら
開園日 : 4月15日〜8月31日無休、9月1日〜11月30日毎週水曜日休園(祝祭日は開園)
入場料 : 大人500円 

※上記の情報は2012年3月時点のものです。


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上三依水生植物園は今市から鬼怒川方面へ向かう会津西街道(国道121号線)をまっすぐひた走ること約1時間強、県境手前の川沿いにある。その先は、田島へ向かう会津西街道と那須塩原温泉に向かう湯の香ライン(国道400号線)の分岐だ。 近年道路がだいぶ整備されて、山間の急なカーブが少なくなり、とても走りやすくなったのでドライブがおすすめ。
鬼怒川温泉から先は混む道路ではないので、駐車場の心配はしなくてもいいだろう。
電車で行く場合は野岩鉄道会津鬼怒川線の上三依塩原温泉口駅からすぐの所。

さて、駐車場から渓流に映えるミツバツツジの花を見ながら長い通路を歩き終えると植物園の入口である。入場料を払い、園内に入るとさっそくシラネアオイのお出迎えで、普段なかなか見ることのない花たちとの出会いを予感させるものだ。これらの花たちは、上の写真集で紹介することとして、園内は大きく分けて花壇、湿生園、水性園、ロックガーデンに分かれているようだ。花壇といってもシラネアオイ、エンレイソウやカタクリなどの山野草たちで半端なものではない。湿生園や水性園も隣に流れる男鹿川の冷たい水を利用しているだろうから植物たちは生き生きとしている。

ただ、配置とか植生とかちょっと雑な感じ(特にロックガーデンはなんだかなあ・・・)がするけれども、昔は栗山村、今は日光市の管理なのだろう植物園で無理も言えまい。係員の人に花の種類を聞いても、スミレやエンレイソウの細かい分類になるとわからないのは残念であった。

余談だが、上三依は天然のワサビが取れる。来るまでに何件かワサビを加工した食品を売っている店があったが、この日の状況は放射能の風評被害でめっきり観光客が減ったとのこと。これまた残念なことであった。