ドクゼリ

最終更新日
2017/05/13
●学名
Cicuta Virosa
●科名
セリ科ドクセリ属
●花期
6月〜8月
●生育地

日本およびユーラシア大陸に広く分布し、沼、小川などの湿地に生える有毒の多年草。

●特徴

茎は中空で90〜100cmとなる。葉は2〜3回羽状複葉で小葉は長楕円状披針形、ふちには鋸歯がある。枝先に複数形花序をだす。小散形花序は白色の小さな花を10個ほどつけ、まるくなる。花弁は5個で、先は内側に曲がる。とくに地下茎や根にはシクトキシンという毒性分が多く含まれる。

根茎がドクゼリの特徴なので、食用にするセリと区別できる。

●写真集

ミヤマシシウドの花ドクゼリ 日光・白根

ミヤマシシウドドクゼリ 尾瀬

●育て方

●近縁種

同属の仲間は日本にはなく、セリ科の仲間を紹介。

オオカサモチ (山地〜高山帯下部にかけて生え、開けた背の高い草地に多い。傘のように多数の柄が伸びて上部にまとまって大きな花序を形成する。)

オオハナウド (山地〜亜高山帯の開けた草地に生える。)

シラネニンジン (北海道と本州中部以北の亜高山帯〜高山帯の草地や岩隙などに生える多年草。)

ハナウド (山野の川岸などに生える多年草。)

ミヤマウイキョウ (ごく細かく切れ込んだ葉が特徴。)

ミヤマシシウド (本州(東北南部から近畿)に分布し、茎は無毛で、小葉は広披針形から卵状長円形で、先は長く尖る。)

ミヤマセンキュウ (亜高山帯〜高山帯下部の林縁や草地に生える多年草。葉がシダ植物のよう。)

ミヤマゼンコ (本州中部の亜高山〜高山帯の礫地や草原に生える多年草。)

ミヤマトウキ (独特のにおいがあり、光沢のある葉をつぶすと強い薬草香がある。山地から亜高山帯の湿った岩礫地などに生える多年草。)

●和名
毒芹。セリ(せり科)に似ているが、有毒なのでこの名がついた。
●参考図書
日本の野草(山と渓谷社)