ハクサンフウロ

●学名 Geranium yesoemse var. nipponicum 最終更新日 2011/12/11
●科名 フウロソウ科フウロソウ属  
●花期 7月〜8月 ハクサンフウロの花
●生育地

身近に生え、薬草としてもよく知られるゲンノショウコの仲間がフウロソウ属。この属は温帯に250種ほどがあり、日本には帰化種を含めて13種ほどが分布する。山野草として栽培される日本原産種は少なく、海外種が多く導入されている。

ハクサンフウロは高原や高山の草地に生える多年草。本州中部地方以北の高山から亜高山帯にに分布する。

茎は直立し、高さ20〜70cmになる。葉は掌状に5〜7深裂し、裂片はさらに分裂して細片となり、表面には細毛がある。花は5弁で基部に白毛が密生し、淡紅色に濃色の条が目立つ。

●栽培(育て方) 草丈が伸び鉢植えには向かない。
水はけのよい山砂を主体に、桐生砂、赤玉土を少し混合した用土に植える。
日光を好むので南向きの風通しの良いところに置く。
根張りがよいので、一年に一度は植え替えする。
肥料を好むので、薄い水肥を真夏と梅雨時を避けて、月1〜2回与える。
殖やし方は種子ができにくいので株分けをする。
●近縁種

アカヌマフウロ (日光戦場ヶ原の赤沼のほとりに咲き、ハクサンフウロと同種とされる。)

アサマフウロ (濃い美しい花。本州の中部から朝鮮半島、中国に分布。)

カイフウロ (山梨県特産種でイヨフウロの変種。)

チシマフウロ (高山や海岸近くの草地に生え、本州の北部から北海道、北方に分布。鉢植えによく、白花も流通。)

ビッチュウフウロ (本州中部以西に自生する。高さ40〜70cm。8〜11月に径約2cmの淡紅紫色花を咲かせる。)

ヒメフウロ (近畿、四国の一部に分布。一年草または越年草。タネで繁殖。)

ヤクシマフウロ (葉、花とも小ぶりで、鉢植えに適する屋久島の原産種。)

●和名 白山風露。和名は石川県白山に産することによる。
<参考図書> 日本の高山植物(山と渓谷社)、山野草大百科(講談社)、山草図鑑(栃の葉書房)
ハクサンフウロ 四季の山野草〜日光・白根の高山植物
アカヌマフウロ 四季の山野草〜日光・白根の高山植物
ハクサンフウロ 植物図鑑・撮れたてドットコム