ハクサンフウロ
2017/12/24 (since2010/08/29)
戦場ヶ原
ハクサンフウロは密集した群落を撮るのは困難。
日光のほとんどの草地で見ることができるがそういう状況である。
 
  6月下旬、青木橋から泉門池に向かう途中の湿地でまだ戦場ヶ原だ。
    週末はいつも雨、今日も雨だが、水滴の一杯ついた茎の先に
ハクサンフウロが背中を向けて咲いていた。
丸沼高原
丸沼高原のロックガーデンに咲いていたハクサンフウロです。
    標高2000mのロックガーデンです。自生しているようなものですね。
    
 
  ハクサンフウロの群生
きっと白根山を歩きまわれば、ハクサンフウロに出会うことはできるはずですが、
  今日は挑戦しませんでした。ケーブルカーの案内の人はこれから天候は良くなる、
  と言ってくれましたが、出足が鈍った分、決心も鈍りました。
70-200 f2.6 1/250 f4
 
  クローズアップ
少し天候が良くなったところで、クローズアップにも挑戦してみました。
晴れていれば難しい花びらの微妙な色の変化も、曇り空のおかげで
  うまくいきそうです。朝方の雨で花びらに露がついて色っぽくなりました。
70-200 f2.8 1/3200 f3.2
白根山
ハクサンフウロは白根山にも当然のように咲いていた。
 
  この雰囲気、これぞ高山植物の咲き方、だよね!!
  ハクサンフウロの花びらが透けるように咲く花園。
 
  ゴツゴツとした路面にもかかわらず咲いているハクサンフウロ。
  ジメッとした草むらに咲く印象だったが・・・
 
  見ていて思ったのは、高山の環境は、庇になるようなものもなく、日当たり抜群。
  平地なら地面が熱くなりすぎて、とても生き延びられないのだろうが、
  冷涼な空気に新鮮な地下水に恵まれて元気に成長していたと思った。
小田代ヶ原
正真正銘、小田代ヶ原の自生もののハクサンフウロです。
群生していて、目にはきれいなのですが、花にボリュームがなく
ちょっと寂しい感じになりがちです。
 
 というわけで、トップに迫力のクローズアップを持ってきました。
薄紫色の花びらがと赤みを帯びためしべに緑の背景がマッチ。
 
 一般的な撮り方はこれ。木道の近くに綺麗に咲いているのを見つけるのも結構大変です。
 
 アヤメのそばの群落です。花がとっても小さくわかりにくくなってしまうのが難点。
 
 こちらはイブキトラノオとたわむれるかのようなハクサンフウロの群落。
 
 貧弱そうに見える花ですが、どうしてどうして大きく育っています。
 
 タネになりつつある側花の形が面白く、バイバイと言っているよう。
辞典で詳しく調べる
  フウロソウ科フウロソウ属>ハクサンフウロ
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