イワシャジン

●学名 Adenophora takedai 最終更新日 2011/12/04
●科名 キキョウ科ツリガネニンジン属  
●花期 6月〜10月 イワシャジンの花
●生育地 山地の多湿な岩場などに生え、関東西部と中部の西南部に分布。花冠が鐘形で葉が細く、下垂して咲く。清楚な白花種も広く流通。
仲間はアジアからヨーロッパにかけて50種ほど分布。日本には10種ほどある。
●栽培(育て方) 硬質鹿沼土5に軽石砂5なんどの混合土で植える。暖地では夏期の水切れや乾燥防止のためのミズゴケを張る。
植替えは毎年行う。適期は新しい芽が展開する3月上旬〜4月中旬
芽出しから初夏までは風通しの良い日なたの場所に、その後は長雨を避けて風通しの良い半日陰に置く。
水やりは表土の乾きを見て与える。イワシャジンは葉枯れ予防のため、暖地での夏期は腰水での栽培もよい。
施肥は植え付け後に有機性や化成の固形肥料を置肥、秋に同じ肥料を追肥。
殖やし方は実生または根茎を切り分ける。
●近縁種

ツクシイワシャジン (九州の一部に自生。雌しべが花冠から長く出る。)

ツリガネニンジン (山野や海岸の草地などに生え、北海道から九州、南千島、サハリンに分布する。)

ホウオウシャジン (イワシャジンの高山型の変種。葉が細く下垂して開花する鳳凰三山の特産種。白花酒も普及。)

●別名 トトキ。
●和名 岩沙参。ツリガネニンジン属は太い根茎を持ち、一部の種は漢方薬の沙参として利用され、その名がある。
<参考図書> 日本の高山植物(山と渓谷社)、趣味の山野草・栽培大辞典(鞄ネの葉書房)、山野草大百科(講談社)
イワシャジン 四季の山野草〜日光白根の高山植物