ユキワリイチゲ

最終更新日
2015/11/30
●学名
Anemone keiskeana
●科名
キンポウゲ科イチリンソウ属
●花期
4月〜5月
●生育地

本州の西部から九州に分布し、山麓の林のふちや竹林などに生える多年草。

●特徴

根茎は太く多肉質で横にはい、しばしば紫色を帯びる。混生葉は3小葉からなり、小葉は三角状卵形で鋸歯がある。表面には白い波紋があり、裏面は紫色を帯びる。茎葉は3枚が輪生する。花は淡紫色で圭3〜3.5p。花びら状の萼片が12〜22個ある。

●写真集
-
●育て方

根が比較的浅く這うように広がるので、赤玉土4に軽石砂4,腐葉土2などを混ぜた肥沃な用土で植え付ける。芽出し時から開花期間にかけては日なたに置き、花が終わったら半日陰がよく、葉を長く保つようにする。

水やりは芽出し時から開花中にかけては多めに与える。休眠中も、過湿にならないよう、また乾燥させないように注意して与える。

殖やし方は植え替え時に根茎を分ける。

●近縁種

アズマイチゲ (山地の林の中に生える多年草。キクザキイチゲとは葉で区別する。)

アネモネ (地中海地方原産の秋植え球根植物。)

イチリンソウ ( 本州、四国、九州に分布。落葉広葉樹林の林床や林縁に生える。)

キクザキイチゲ (アズマイチゲより葉が深く切れ込んでいる点で違いを区別する。)

サンリンソウ (北海道・本州中部地方以北の山地・亜高山帯に自生。)

シュウメイギク (中国原産の多年草。)

ニリンソウ (日本各地の山地や山裾に自生。藤原岳産の矮性種、多弁花「銀杯」などの品種がある。イチリンソウは花が大きく、茎葉に柄があり、小葉は細かく裂けるので、ニリンソウとは簡単に見分けられる。)

ハクサンイチゲ (本州中部地方以北の高山帯の湿り気のある草原に自生。)

ヒメイチゲ (北海道・本州中部地方以北の山地や針葉樹林内に自生。)

●和名
雪割一華。
●参考図書
日本の野草(山と渓谷社)、山野草大百科(講談社)