コオニユリ
2018/01/03 (since2010/08/21)
草紅葉とコオニユリ
9月下旬、草紅葉と朝霧が広がる小田代ヶ原でコオニユリの小群落。
 
  いつもと違う季節に山を歩くと、必ず新しい発見があるもの。
ほとんどの花が終わった草紅葉の時期にコオニユリが咲いているのだ。
 
  少し寄ってみると、朝露に蜘蛛の糸がキラキラしていたりなかなか豪華。
小田代ヶ原
コオニユリは小田代ヶ原では個体数が少ない方。
    湿原にポツンと咲いている印象が強く、群落といっても小さい。
泉門池(いずみやどいけ)側から小田代ヶ原を歩く。
    キツリフネやハクサンフウロの花、アザミの成れの果てなどを見ながら行くと、
  コオニユリが数株見えてきた。草原の中にも咲いているが、
  写真の花は木道からそれほど遠くないところに咲いていた。
ちょうど、「貴婦人」という名のついたシラカンバが
    円形に入る位置だったので挑戦したが
  コオニユリの花の形が思いのほか面白いので、背景は省略した。
70-200 f2.6 1/1000 f4
上の写真の6年後、2016年8月上旬。
  背景も入れての全体像ですが、
  以前より株数も増えて、順調に育っているようだ。
 
  9月中旬、小田代ヶ原の北東側の湿原で、コオニユリの大株。
    しかも蕾もある状態でみつけることができた。
    森の陰で朝日が当たらないせいで成長が遅いのか。
    周囲の植物は草紅葉の雰囲気なのにね。奥日光は奥が深い。
 
  上の写真の花に出会うまでの話、コオニユリの旬になかなか出会えなかった。
これは、8月下旬、花数は多いが、すでに萎んだものもある。
戦場ヶ原
戦場ヶ原のコオニユリをようやく捉えることができた。
 
  戦場ヶ原では元々個体数が少ないようだが、
    2017年の7月下旬は運良く旬のコオニユリに出会えた。
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