ソバナ

2018/06/07 (since2014/08/24)

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茶花

茶花という言葉がある。茶道で茶会の席に飾る花のことだ。
ソバナの花は、株のどこをとっても茶花として成り立つくらい、
素朴だけれども味わい深い草姿だと思うのだ。

ソバナ

2014年8月下旬、戦場ヶ原で見かけたソバナはこの一群だけ。
青木橋から歩いてきて、小田代ヶ原と湯滝に行く分岐の手前にある休憩場所でだ。
左半分の株はまだつぼみで、咲きたての旬の花に出会うことができた。
花をつけた時の枝のしなり具合が、絶妙でぼれぼれする。

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立って咲くソバナ

4輪咲いても、垂直に立って頑張っているソバナ。

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ソバナのクローズアップ

斜面を利用して、真下から覗きこむようにクローズアップ。

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ソバナ

2016年は7月下旬なのにクガイソウと仲良く咲きだしている。
ちょっと季節が早いのじゃないか、と思う年が多くなった気がする。

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ソバナ大株

朝日が当たる直前のソバナ、木道脇のの大株だ。
この日は、赤沼から赤沼脚を渡って、小田代ヶ原に直交するルートだったので、
普段通らない、小田代ヶ原の東側の木道を歩くことになったが、
なかなかどうして、すばらしい植物たちと出会うことができた。

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戦場ヶ原

戦場ヶ原でソバナを見ることができたのは、青木橋から泉門池の湿原などでだ。

ソバナ

この株だけだけれども、とても重質したものなので正面からも捉えてみた。
下から覗ける位置に咲いてたので、、さきの写真とはだいぶ趣が違うと思う。

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切り株の脇に咲くソバナ

この写真を見れば、
行ったことがある人も、これから行く人も、どこだがすぐにわかるだろう。
大きな切り株の周囲に養分を吸い取るかのように居並んでいる。
以前、この手前の湿原で風が強いので、
ブレたソバナを撮ったことがあったが、今日はここだけ。

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小田代ヶ原の木道で

2014年、小田代ヶ原の西側の木道は大規模な修復?工事が行われた。
工事期間中は弓張峠か、東側の木道に迂回するルートとなり、
狭い東側の木道は、木道の両側の草が刈られたようだ。
この結果は無残で、昨年まで見られたツリガネニンジンやコバギボウシ、
ソバナなどの植物たちを見ることができなかった。
来年、この両脇のくさ掛かられること無く、しかも無事にこれらの山野草が
復活できるのか、注目していきたい。

夜明け前のソバナ

別の一群、こちらはまだ夜も開けない感じの暗い森。
ホワイトバランスを晴天のままで撮ったので、かなり青みが強調された。

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ソバナのなくなった木道

冒頭でも書いたが、木道に覆いかぶさるように咲いていた上のソバナのような植物たちは。
ご覧の写真のように木道脇が見事に刈り取られて、見ることができなかった。
団体が歩いてもすれ違えるような処置だろうが、とても残念な結果に。

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小田代ヶ原の車道で

向こうがいバスが走る車道の山側、
石塀の上の山の斜面は 季節の山野草が豊富なところで、
ここを散策するのはバスをも待つ間の楽しみの一つだ。

アキノキリンソウとソバナ

黄色のアキノキリンソウとマッチするソバナの花。
色はもう少し青みがあっていいと思うのだが、とかく難しい。

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斜面に咲くソバナ

ここのソバナはあまり大株になっていない、ご覧のような開花状況。

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ソバナ

こちらの斜面では、この位の株がゴロゴロしている。

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ソバナ

朝日が当たり始め、ソバナの姿が一瞬にして変わる。
茎や葉についた朝露が輝きだした瞬間だ。

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垂れ下がるソバナ

下向きに垂れてしまっても、斜面に咲いているので地面には触れない。

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朝露とソバナ

朝露に濡れ、より重く垂れ下がる。

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辞典で詳しく調べる
キキョウ科ツリガネニンジン属ソバナ

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