トネアザミ
2017/09/23 (since2013/09/01)
| 千手ヶ浜の森 |
小田代ヶ原
トネアザミを日光で認識したのは2010年の8月、お盆休みの頃だった。
  まだ、時期としては早く蕾しかない感じで、8月下旬の訪問を意識していた。
  ようやく訪問を実現したのは2012年、力が入る。
 
  小田代ヶ原ももう秋の声が忍び寄っている8月の下旬。
    トネアザミが咲き始めている。目立つ花ではないが
    この時期はめっきり花数も減ってくるので、
    木道を歩いているといやでも気がつく存在だ。
    少し、背中から後姿美人に、葉の曲線も優雅だ。
  
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/500, -1.67EV
 
  晩夏の日射しを一杯に受け、花色も濃い目のトネアザミが凛々しい。
    実はこのトネアザミ、昨年のお盆の頃にここを訪れたとき、
    咲き始めの花を芽にしていたのだが、風が強くて枝が大揺れ、
    ついぞ写真を撮ることができなかったもので、リベンジだったのだ。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f9.0, 1/1000, -2.00EV
 
  群落としてはこんなもの。草むらで競って咲いている。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/400, -1.00EV
 
  花は少し未熟だろうか、蕾の赤が印象的だった。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/640, -1.33EV
 
  トネアザミはどこをどう切り取っても、トゲトゲしていて面白い形だ。
千手ヶ浜の森
弓針峠を越えて、千手ヶ浜までは外山尺川沿いに深い森が続く。
  トネアザミは森が開けた道路沿いの場所などに咲いていることが多い。
 
  8月下旬、千手ヶ浜のバス停近くの川べりで、
    気持ちよさそうに風にそよぎ、茎頂に1輪咲かせていたトネアザミ。 
 
  8月上旬、こちらのトネアザミは奥日光でもいち早く開花したものに違いない。
    バスがなかなか来ないので、弓張峠を越えて千手ヶ浜方面に歩いているときに見つけたもの。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f5.6, 1/640, -0.67EV
 
  咲きたてといってもシワシワな感じ。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f5.6, 1/1000, -1.33EV
 
  ここではトネアザミだけの1本立ち姿を見ることができた。
    歩いただけの価値はあった!
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f5.6, 1/800, -1.33EV
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