クリンソウ
2019/09/22 (since2013/06/02)
極彩美
奥日光のクリンソウは千手が浜付近(特に仙人庵)が一番際立っている。
  水辺に咲いていることが多く、華やかな花にさらに彩りが与えられる。
 
  
  色とりどりの花が賑やかに咲き誇る。
    水面にも背景にもいろいろな形でクリンソウを全部詰め込んでみた。
 
  外山沢川の岸辺の群落は赤一色のクリンソウ、派手だ。
    広角レンズにして隅々までピントが合っていればなおよかった。
  
 
  ここらで、ほのぼのとした夏だけど春色の写真をどうぞ。
仙人庵
仙人庵のクリンソウがあまりに素晴らしかったので、まとめて紹介することにした。
 
  2013年はラッキーな年になった。
    例年、仕事の関係で千手ヶ浜のクリンソウを撮りに来るときは6月下旬〜7月上旬、
  花はほとんど終わりのことが多く、今年もあきらめ加減だったが
  なんとか咲き始めの瑞々しい、仙人庵でのクリンソウをゲットすることができた。
最初に持ってきたのはここの定番、水辺に並んだクリンソウだ。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/400 f8.0, -0.33EV
 
  こちらは2016年のもの。陰影の濃い状態でドラマティックになるといいな、と思った。
 
  流れがあるので映り込みとしてはいまいちだが、
    とにもかくにも水面に咲くクリンソウを撮った。
 
  仙人庵のクリンソウにしては野趣溢れる咲き方で、森のスポットライトも素晴らしかった。
 
  活きのいい花を見つけて、できるだけ背景が賑やかになるようにしてみた。
  満開過ぎだったが、結構うまくいったように思う。
 
  少しやさしげにたたずむクリンソウの一群。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/1000 f6.3, -0.33EV
 
  一番、目に入りやすい光景。
  仙人庵では撮らされ感が強い写真が多くなってしまう。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/640 f6.3, -0.33EV
 
  小川に沿って曲線を描きながら咲くクリンソウ、やはり水辺が好きなんだなあ。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/200 f8.0, -0.33EV
 
  ここは見事なお花畑を形成している。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/1600 f8.0 -0.33EV
 
  晴天でアップの写真はむずかしい感じだったが
  白い花がきれいで・・・
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/1600 f8.0, -1.00EV
 
  背景に日陰があって花が際立って見えた。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/1250 f8.0, -1.00EV
 
  このアングルはかなり遠いのて、トリミングを前提に
    最大焦点距離で撮影したもの。
  同じような写真がありませんように!
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/400 f8.0, -0.33EV
 
  もう数日後なら上から下まで柄花が咲いてもっと見事な群落になるだろう。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/1000 f8.0, -
 
  水辺に紅?色のクリンソウが際立っている。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/400 f8.0, -0.33EV
 
  この花たちは、通路の傍に咲いていたので、
    手をかざして日陰を作れたので、やわらかい花の表情が出せたと思う。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
1/4000 f4.0, -0.67EV
外山沢川
外山沢川に沿った形で自生するクリンソウは、派手さはないが可憐な姿を見せてくれる。
 
  紅白揃って
ここはもう千手ヶ浜、奥日光低公害バスのバス停の近くだ。
  赤沼から千手ヶ浜まで歩いてきて、足はパンパン。
 帰りは歩く気力もなくなったので、バスを待っている間、
寸暇を惜しんで、近くの川べりで撮影である。
  もうシーズンが終わっているせいか、まばらなクリンソウだが
  何とかまとまって咲いているところを見つけることができた。
 さきほど中禅寺湖畔まで歩いてきたが、あの有名な民家の庭先の群落は
    すでに咲き終わっていて、とても残念な結果だった。
    そういう写真を期待されてみている方には本当に残念な結果だが、
    ここの小群落は、可愛らしくて野性的で出会えてよかったのである。
  (負け惜しみが強いので、旬のクリンソウもぜひ挑戦したとは思っている。)
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/160 f6.3 -1.0EV
 
  上の写真を整理するとこんな感じでしょうか。
  よく見ると手前のクリンソウは、淡いピンクをしていて
  紅白合わせて3色となりました。
  クリンソウは花茎の高さが高く、意外とまとまりにくいですね。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/250 f6.3, -1.0EV
 
  野生
外山沢川沿いの湿地にクリンソウがひっそりと咲いていた。
  湿地といっても御覧のように暗く、ほぼ樹木で覆われており
  湿原のイメージでないことは明らかだ。
  そんな所でも、野生のクリンソウの花は木漏れ日を浴びながら堂々とした姿だった。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/500 f5.6, -2.0EV
 
  時期は逸しているが、頂上部分が満開なので、そこに焦点を当ててみた。
朝露で濡れているので、赤花がさらに際立ちを見せている。
 
  ピンクの花の場合。部分的に撮れば旬の花、だ。
 
  出会い
この日はじめてのクリンソウとの出会いである。
  小田代ヶ原から弓針峠を越えて、ちょっと下ったあたりでの出来事だ。
  道路から崖下を覗くとクリンソウが咲いているのが見えた。
  なんとか下に降りてこの写真をゲット、上の写真はこのクリンソウの近くのものだ。
  そのまま川沿いに歩ければよかったのだが
  あまり条件はよくなさそうなのであきらめ、道路から下を見て歩くことにした。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/400 f6.3, -1.0EV
 
  終焉
バス停に近いところのクリンソウの花はほとんど咲き終わり、
    残り火のようにポツン、ポツンと咲いているだけだ。 
    それでも花色はきれいだったので、記念に撮ってみた。
  
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/400 f6.3, -1.0EV
光徳沼
光徳沼周辺に数株、クリンソウがまばらに住みついていた。
 
  光徳沼から流れ出た逆川の畔に凛と咲くクリンソウ。
辞典で詳しく調べる
  サクラソウ科サクラソウ属>クリンソウ
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